お湯の水割り

140字以上のぐだぐだ

SPEC~結~




図書館があくまで少し感想文。



実は先日、映画SPECの舞台挨拶生中継からの本編、参加してきましたーー!!


私は今年になってDVDでドラマから一気見した人なので、ぺーぺーですが、すきなんですー。
テレビ放送時からの人は足かけ3年。ケイゾクもいれたら10年くらいだそうで、頭が下がります。


まあま、改めて!
SPEC結・爻の編
を見届けてきたわけでございます



こちらからはやんわりネタバレと個人的な感想ですので、悪しからず!

そして長いぞー!(笑)










最初に見終わった感想は、
「やってくれましたね…苦笑」
て感じでした笑


映画版の天あたりから不安ではありました。なんか話がでっかくなってる!!!!!と!笑

これ、ちゃんと終われるのかなという…


その広げた風呂敷は、広げたなりに畳んでくれたかと思います。





ただ畳み方が。



個人的には、広げなくて良かったなーなんて前提で、まずグチをお話します。


でも今は、もう一度みたいなと思うのでそう思えたお話します。



まずグチ!(笑)

声を大にして言いたいのはー!

私はー!


当麻と瀬文さんのやり取りとかが好きだったーーーーー!!!


ドラマ版のような。恋とも友達とも言えぬあの距離感とやり取り。野々村係長も含めたあーの感じ。そして事件を解決してく感じ!


もう結、その要素、ほぼない笑。
刑事ものではなく、SFになってましたー。見たかったのはそれじゃない感がありました…笑


いちよドラマ版の要素を出したかったのであろう散りばめたギャグや演出も、話がでかくシリアスなりすぎて、浮いてたなーーー




あと、結局、戦いの趣旨やら結末が…

この戦いは、人間の可能性を信じるものと、拒むものの戦いだーみたいなこと野々村係長が言ってた気がするんだけど、
私もそれを見たかったのだけど、
果たしてそんな戦いだったかなと。むん。




メーテル雅ちゃんの意味はやっぱりわかんなかったし(;´Д`)



あといろんなとこで言われてますが、無駄にグロいのはいかがなものかと…

最後の瀬文さんの殴られるとこあんなにいりますかね?1番それが悔しいんだが!もう!もうー!



まあ、これは好みの問題かと思いますので、ここまで!



せっかく作りあげたものですし、戸田恵梨香、加瀬さん達の演技はもう素晴らしかったですし!

やっぱりあれを納得して良いものとして飲み込みたいなーと。

あの日、見終わって、Yahoo映画レビューとか読みあさりました私!(笑)



でもそのレビューのみなさまのおかげで、すごく肯定できるようになったというか、この流れであのストーリーということなら、切ないけど、納得というか。


みなさまの言葉を借りてまとめますね。



********************

でも、当麻と瀬文のバディもの(?)と考えたら、すっきりしました。
恋愛ものとも違う、お互いに背中を預けられるつながりのある二人の物語として見ると、すっきり楽しめるように思えます。

********************

********************

しつこいくらい逡巡して、撃つのをためらう。
でもあれは瀬文が撃つ、と私は信じていました。
潤や里子を撃てなくても、当麻を撃つ。
刑事魂を見せてくれました。
このシーンにおける、瀬文の複雑な心理を、加瀬さんは見事に演じていました。
愛、とも、恋、とも友情、ともちがう。
強いて言えば、「信頼」というか、「絆」というか。
人が人であるための、せつなさ、というか。

********************




はい。私はこの二つめのレビュー見て思い出し泣きです。

もうですね、加瀬さんが本当に素晴らしい演技で。見てて胸がものすごく痛くなる。

世界を救うためには、当麻を撃たなければならなくて。

そして撃つことができるのは自分しかいなくて。




「当麻、来世で待ってろ」


覚悟を決めて、このセリフを言い、少しだけ微笑む瀬文さんが、もうもうもう(;_;)





しかしその後から、よく意味がわからなかったんですが、それに関して個人的に1番すきな解釈が以下でございます。というか後半の想像の会話。


********************

鑑賞した女性の方が意味がわからないと言っていたので自分なりに補足しますと、瀬文が警官殺し(悲しいことに
当麻ですが。。。)の罪で投獄された後、
無限地獄であてもなく漂っていた当麻の意識を感じとり、
瀬文ががっしりとその腕を掴んで彼女の存在を見つけたことで、二人がその世界を共有して生きていた証となり、お互いの絆が確認
できたので、あまりいいハッピーエンドとは言えないかも
しれませんが、二人ともあれで救われたと思いたいです。

そのシーンは観客それぞれ感じ方が違うと思いますが

当麻「瀬文さんなんなんすかその顔」
瀬文「うるせー。階段から転げ落ちただけだ。お前こそ
   ふわふわ浮いてんじゃねーよ」
当麻「私も好きでこうなったわけじゃないんすけど」
瀬文「(二人ともしばしの沈黙の後)でも死ぬ前にお前
   に会えてよかった」
当麻「へいへい。一人で寂しい瀬文さんがかわいそうなのでしばらくここでゆっくりするとしますか」
瀬文「勝手にしろ」

大体こんなやりとりでしょうか。

********************


あのラストが、なんか愛おしいものになりました。やっぱり切ないんですけどね。



最後に、
少し話題になってた、漸の編と爻の編のパンフレット並べたやつ。きれいなのでひろいもの載せておきます。






どなたさまかが、これをみて、
当麻と瀬文の距離感
と言っておりました。なるほど。




でも最後の雑踏には、画面の左かな?瀬文さんと当麻が腕くんでる後ろ姿もあるそうで、うーん…

やはりいろいろな解釈のできる映画です。もちろんここに紹介したレビューが正しいとかではないですし


なんか12月に、解説本みたいなのが出版されるらしいので、映画の真意はそこで明らかになるんでしょうね!




まあ、本音としてはですね、

この結までの話、もう~完結したものとして封印して、ドラマ版ぽいspecまた作ってほしいです!


いーですよそこはパラレルワールド設定使いましょうよ!笑



トリックみたいにゆるーく続いてほしーい。まあトリックも今回の映画でラストみたいですが(´Д` )



はあ。長くなりましたが、自分の整理のためにもぐだらせていただきました。

ここまで読んでくれた方、どうもありがとうございました(o^^o)



いちよ、舞台挨拶が素晴らしかったです!役者さんの素顔というのでしょうか、みなさま魅力的。

あと戸田恵梨香の立ち姿が完璧だった!


夢中になって書いてたら図書館もう開館時間です笑


また一週間がんばります(*^◯^*)